●結婚祝いに・・・
結婚は、お二人が一つの夫婦として結ばれる儀式です。
「未来を切り開く、運を切り開く」という縁起言葉に掛けて贈り物とされる方もいらっしゃいます。
しかし、やはり「切れる」ということで嫌がる方もいらっしゃいます。結婚祝いの際には「魔よけ・守り刀・未来を切り開く」というような言葉を添えられるなど、お気遣いされるようオススメいたします。

●新築・引っ越し祝いに・・・
新築の家の屋根裏に、その家を造るときに使用したノミやカンナを祭っておく、という習慣があります。これは刃物のもつ「魔よけ・守り刀」としての意味を形にしたものです。
現代でも新築や引っ越し祝いとして刃物がよく使われるのは、このような理由からきています。

●転勤などの餞別に・・・
別れの贈り物(餞別:せんべつ)として刃物を贈るのには、「不運をここで切り落として捨て、新しい土地にはもっていかないようにしてください」という意味と、「新しい土地で新しい境地を切り拓(ひら)いてください」という意味があります。
実用品としての価値はもちろんのことですが、包丁はこのように「名残惜しい気持ちや感謝の意」を相手に伝えるための道具としても使われてきました。

●香典返しに・・・
お葬式と刃物。不思議な取り合わせに思われるかもしれません。
しかしこれは、
・お葬式ような縁起の悪い出来事が続きませんように
・あなたには縁起の悪いことが起こりませんように
という意味で、【不運を切り払う】ものとして昔から広く使われている香典返しの一つです。
また、毎日使うものを贈ることで、「故人を忘れないでいてやってください」という意味も込められています。